- ◎ご都合の良い日に、弊社の耐震診断士がご訪問して、調査をさせていただきます。
- ◎特別なご依頼がない限り、基本的に壁・床・天井をはがさずに調査します。
- ◎解体工事を伴わない場合の診断方法は「一般診断法」で行います。
- ※一般的な耐震診断では壁、天井、床を解体して調査するわけではありません。基本的に目視で現況を把握して、見えないところについては推測で判断することになります。推測の仕方によって、実際との誤差が生じることもある事を予めご了承ください
- 「一般診断法」とは
- 日本建築防災協会発行の「木造住宅の耐震診断と補強方法」に定められた
診断方法の一つです。「一般診断法」と「精密診断法」があります。
- ◎建築図面、確認通知書、工事中の写真等、参考になる資料がございましたらご用意ください。
図面がない場合は、弊社で間取り図を作成しながら診断をいたします。(図面がなくてもOK!) - ◎すべての部屋が調査対象ですので、立ち入りできるようにしておいてください。
- ◎床下や天井裏を調査できるよう、床下収納庫や天井点検口の回りの収納物を取り出せるようしておいてください。
Step1
図面等の確認・聞き取り・打ち合わせ
まずお客様に、耐震診断の概要説明と調査の流れをご説明し、建築図面を確認させていただきます。建物の概要(建築年代、増改築リフォームの内容、日常的な不具合等)や建築当時の状況等、どんなことでも構いません。お客様の知っている情報をできる限り、お教えください。
Step2
建物の調査
地盤・地形、基礎、屋根、外壁、室内、天井裏・小屋裏、床下をチェックして、建物の重量・構造、垂直・水平、劣化の有無などを調査します。
Step3
再度聞き取り・スケジュールの打ち合わせ
建物の調査中に気が付いた事などを説明し、再度お客様に聞き取り調査をさせていただいて、現地調査は終了です 。(所要時間2時間~4時間)
現地調査後、7~10日ぐらいで耐震診断報告書を提出させていただきます。現地調査を行った当社の耐震診断士が訪問して、耐震診断書の内容をお客様に詳しくご説明させていただきます。耐震構造に問題がある場合は、あわせて補強に対するアドバイスもさせていただきます。
上部構造評点が1.0以上であれば、現行の耐震基準を満たしていることになり安心です。
逆に1.0以下であれば「現在の耐震基準を満たしていない」ということになり、耐震補強をした方が良いという判断になります。
逆に1.0以下であれば「現在の耐震基準を満たしていない」ということになり、耐震補強をした方が良いという判断になります。
- ■耐震診断書の総合評価部分
- 「上部構造評点」とは
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- 地震に対して建物の強度を算出して数値化したもの
- 上部構造評点=保有耐力÷必要耐力
- ・1.5以上:倒壊しない
- ・1.0~1.5:一応倒壊しない
- ・0.7~1.0未満:倒壊する可能性がある
- ・0.7未満:倒壊する可能性が高い。